ボランティア

楽器演奏のため、とあるデイサービスへ。
無論ボランティア。クリスマス会。

あれね、ボランティア、ってとこがみそなのよ。
音楽療法士とか呼ぶとお金かかるのね。
それで素人に演奏を依頼して、それを目玉に客をとるのよ。
音楽療法とただの演奏とでは、全然やることも違うんだけれど、素人経営者にはわからんやろし、ビジネスだから、客取れればいいわけで。

もちろん、そうじゃない、純粋にやってるとこもあるんだろうけど、今日行ったところはそうじゃなかった。

今日感じた？？？なこと。

・時間にものすごくルーズ。2時集合と言われて来てた別の演奏者は4時になっても出番がまだ来てなかった。3組総勢15名以上来てて、演奏順すら決まっていなかった。その演奏者は2時半から演奏会で30分くらいと聞いてきたらしい。「よろしければ最初から最後まで見てってくださいね〜」というのはわかるが、演奏者を2時間も待たせるのはどうかと思う。人には都合ってものがあるのだから。

・すっごくわかりにくいところにあるのに、電話しても出ない。
人が来ることがわかっていて、しかも時間に来ていないのだから、電話くらいとってほしい。気配りが出来ていない。

・職員がいるのかいないのか。足りないのか。
ケーキを運ぶのも皿を回収するのもなんだか家族と一緒に来てる人ばかり。私なんて、「お茶飲んでってください」とか言われて、気がつくとビンゴの景品係になって袋もってあたふた歩き回ってた。
しかも礼も言われなかった。それどころか、進行係（多分職員）に、「あっち」「こっちも」ってあごで使われた。
他の演奏者も、ビンゴ係やったりしてて。
最初から、「手伝ってください。」と言われれば、そんなの変とか思わんけど。施設のくせに他力本願すぎ。いきあたりばったりだし。

こんなに人呼んで大きくやるなら、ある程度のフォローができる体制じゃないと。てゆうか、その前に進行の計画を立てないと。
ビンゴ、つったって職員読むの早すぎだし、揃っているのにわからない人も何人もいた。隣の部屋にいてビンゴを逃した老人におそらく職員と思われる人間が「どうして来なかったの？」とほざいていた。ありえん。

けっこう自己満＆ビジネスの香りがした。
でも、何かと偽善的な笑顔は向けられる。
私はいろいろな施設に行っているので、結構雰囲気で読み取れるようになってきた。
あまりに、来ている要介護者が気の毒で、また機会があれば行こうと思う。

今、その施設の実態を人に話したら、どうもそこは以前介護保険の請求で不正をはたらいたらしい。やっぱりビジネス寄りか。経営者もけちで有名らしい。どこぞやの会社の元社長夫人だってさ。介護職に向いてない人だと私も思った。