お嫁にいった。

妹がお嫁に行きました。（表向き）

しかし、実際は特に変わっていない。
何故なら、私とは近くに住んでいないうえに。

1.籍を入れない（離婚する時困るとのこと）
2.浪費癖は治さないと本人が断言。（仕事は続けるようだ。まあそうだろな。彼の稼ぎで浪費はきつい。）
3.『掃除できない女』も返上する気なし。（彼が掃除担当らしい。）
4.メシプラン→平日：早く帰った方がやる（彼のほうが絶対早く終わる…）
　　　　　　　土日:各自。別にやるそうな。
等等。

皆さんは今どきと言うけれど。
まあ、これでいったら、確実に結婚生活は破綻するだろうな。
あのおそろしい部屋に共に住めるのは微生物くらいだろうから。
親が甘やかして育てた結果があれですから。
まあ、私に迷惑がかかってこなければなんでもいいです。
二人のことですし。

式というのは親の為にあるんですねえ。
私はぼったくり出●殿（名駅）のくさい演出に寒さを覚え。
わざわざ教会を作って、ステンドグラスも微妙に工業的だったが、壁がはりぼてで笑える。安っぽいゴージャス感。
すばらしいタイミングでアヴェマリアやらメジャーな泣かせ歌が入る。
そのタイミングといったら！くだらないヤラセバラエティ番組を思い起こさせる。一般的にはばっちりなタイミングなんだろう。
…キリストなんか信じてもいないくせにね☆
あの教会にキリスト信者、いないだろう。職業的神父さんはいるだろうけど。

披露宴になればなったで使えないババアの担当が空回り。
下準備は全くせずで、何故か自分が出たがる。（担当が出たがるなんてはじめて見た。）
だって、最初食事が全然出てこなくて、最後に。
アイスみたいなデザートが出てきてから肉が出てきたぞ。
と思っていたら、メインディッシュ（一応最後に書かれていたパイ包とかなんとか）が最後まで出てこなかった…。
どうなっているのだ？？（私は基本的に食べることに人生の重きを置いている。）
全くもってひどい式場だった。私はブライダル業界に疎いので良く知らないが、職員が自己満足に浸ってどうする？（浸って人に寒いイベントをやらせようとするのはほんとに気分が悪くなる。）
とにかく我々の担当はものすごくはずれ、だった。
●藤、おめえだよ。金返せ。
名駅出●殿の●藤には気をつけろよ。名古屋のみなさん。

とまあ、環境は最悪なわけだったが。
いい式だった。
しょうがない。いい人には式場がどんなでもいい式ができるんだろう。
まあ、自分でいい式できそうもない方々はブライダル業界の力をもっていい式（はりぼて）をあげていただきたいものだが。
新婦は涙を落とさず（上記の理由により当然だと思われ）、両親は大泣き（唯一べたべたに可愛がってきた娘に嫁がれるのは大変につらいことなのだろうと心中を察知する。ざまあみろ）。
叔父は酔っ払ってキャンドルサーヴィスをぶちこわしにし、母は新婦の母の癖に人に酒も注がず食いまくる。人の分まで食いまくる。ウルトラマンに出てくる怪獣さながら。
そして、私はあちこちで尻拭いをさせられ、ついに更衣室で大声張り上げて大荒れ。

…こういう風に書くとひどい式のようだが。（誇張したつもりはない。）
それでもいい式だったんですよ。
それぞれの友人がいい子達で、盛り上げてくれたし。
友人各位には感謝。
あちらの身内の方々にははじめっから謝罪（とりあえずしとく。今後の粗相の為に）。
そして、うちの身内には軽蔑。
これは発表会でも食事会でもいたずらドッキリの会でもありません。
妹の結婚式なのです。よ。

二次会は楽しく。会場に不備がなかったのでね。