ひょっこり手にした本。
読み始めたらすらすらいけました。

統計のことが簡潔に書かれていて、統計わからない人にもおすすめ。
何故なら…数字だけでなくて(数字もほんとは大事なんだけど。)、因子についても理論的に否定しているからだ。
数字得意な人より、文章得意な人のが読みやすいと思う。

わかりやすかったが、ときどき客観性を失っているような書き方のところが見受けられる気もする。まあ、それないと書籍はつまんないんだけどね。
でも、私がいろいろ読んできた心理系の教科書や書籍の中では最もまともで理論的な一冊だ。(客観的な心理の書籍がいかに少ないか!!)

就活でわりとお目見えする心理テスト。
まあ、心理テスト行う時点で、自分の会社の人事の馬鹿さを露呈しているようなものだ。
「面接で人材を判断する能力がないで〜す★」ということだ。
しかも結構これが高いのだ。値段が。

学生時代の講義で、実際YGを使っていたことがあって、なんと私、意のままにA型にもB型にもD型にもなれた。
自己申告の性格なんてね〜、どのようにでもつくれるのだ。
例えば、B型だった同級生の友人を思い浮かべて、「あの子だったらこう答えるだろうなあ。」というふうにやってみる。
そうするとちゃんとB型になるのだ。わかりやす。

血液型はもちろんのこと、人格を系統分けするなんて無理じゃん。
人種も年齢も生活環境も違う人に同じテストすることに意味を感じない。

というわけで、今度は著者が出してる「主要5因子」を読んでみようと思う。この検査は果して使えるかな?な感じで。

…これって著者の思惑??

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