自分のことに気づく。

歯医者まで歩く。まわりは白。
最近とみに歩くようになった。
何も考えないから。
買い物行って、人んち寄って。
ただただ歩く。足は機械化。
音楽を聴きながら心は空洞になり、耳と脳は音に集中する。
この感じが好きだ。
薬も葉っぱもいらないよ。
自分でコントロール出来るから。

無性に逢いたくなった。
誰も最近の彼を知らない。こんなに近くにいるのに。
何してるのかな。
偶然逢いたいな。ただただ。
そして気づく。
これって、恋じゃん。
一番逢いたい人ではない。
そうか。あのとき、邪魔されて（向こうから見りゃこっちが邪魔）、困ったのか。
で、悔しかったのか。相手にしてもらいたかったのか。
なるほど。
簡単なことでした。疑似とかバーチャルとか、そんな次元の話じゃないのね。
隣で触れ合っていた肩が、「寒いね〜。冷えちゃったよ。」と言って触る手が、そういうことなんだ。（しかし運転中は危ない。）
感覚なんだね。
どうでもいいことで一緒に笑いあえるその空気が好きです。
どうでもいい共通点が嬉しい、それが楽しいのです。
スキー場のロッジが好きです。歯医者が嫌いです。手が冷たいです。視力悪いです。
しかし、運転があらいとこと、居酒屋の店員にタメ語なのと、優柔不断なところはちょっとどうかな。

様子見だな。のらりくらりと。
まだ本気じゃないよ。
そして、また思考は元へ戻る。
一番逢いたい人に逢いたいです。まずは。

☆＋α☆　虹 / 電気グルーヴ
やっぱり、ふりかえる。くりかえす。